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Les VIPs（レ・ビップス）は、希少な価値あるものの造り手とVIPsをつなぐ通販サイトです。2019年、自然の恵みを活かし丁寧に作られたナチュラルスイスワインの直輸入を皮切りに、日本の技術を活かしたナノファイバーNマスクなど、品質確かな価値ある商品をお届けしています。

はじまりは、感動の極上スイスワインから

2018年、私たちは期せずして、創業100年の伝統を継承するスイスの片田舎のワイナリーから、大変希少なスイスワインを輸入し販売することになりました。鉄道車輌事業を原点に創業以来80年あまり製造業を営む中小企業である私たちが、なぜ畑違いの「ワイン」を輸入販売することになったのか－
そのきっかけはスイスに在住する当社社長の同級生から届いた一通のSNSメッセージからでした。

「折角こんな良いものを造っているのに...勿体ない」

その”良いもの”とは、スイスのラ・コート地区にある小さなワイナリー「LES FRÈRES DUTRUY（レ・フレー・デゥトゥリュイ）」で造られているスイスワインのことでした。ふたりの兄弟とその家族がスイスの自然の恵みを大切に活かしてナチュラルに造り上げているものです。

1917年に彼らの祖父によって創られ４世代・100年以上にわたり継承されているこのワイナリーでは、変わらぬ自然の力と現代のテクノロジーを融合することによってさらに繊細に自然素材の味を活かしたワインを実現しています。

LES FRÈRES DUTRUYのワインはこんな風に作られています

【ワイン造り１】有機ブドウ栽培

LES FRÈRES DUTRUYでは代々「良質な土壌づくりにより良質なブドウを作る」ことを大切にしてきました。ワインの原材料となるブドウは、有機ブドウ栽培の基準に従って化学肥料や除草剤を使用せずに育てられたブドウ畑から産まれます。

ブドウ畑は、ジュネーブ湖（レマン湖）の北西に位置するヴォー州とジュネーブ州の境にあたる地域（Founex、Coppet、Commugny）にあります。

【ワイン造り２】手摘み収穫

ブドウの収穫は、手摘みで行われています。収穫されたブドウはワイナリーに運ばれ、除梗(じょこう)工程へと進みます。

【ワイン造り３】タンク投入・浸漬

徐梗されたブドウの実は、ポンプではなく重力によってタンクへと運ばれます。タンクの中で浸漬、発酵を行います（ワインの種類により工程は異なります）。

【ワインづくり４】樽詰め・樽熟成

地下室には大きな木の樽（約120のフランス産オーク樽）があり、木の香りを付けずにワインを自然に微量酸素化することができます（ワインの種類により工程・熟成期間は異なります。ブリュットはボトルで熟成します）。

Cave Suisse de l'Année 2017グランプリ受賞

DUTRUY兄弟は、継承した伝統のこだわりだけでなく、最新設備の導入やたゆまぬ研究の成果を活かし、原材料であるブドウの品質を保つことに注力しながら卓越したワイン造りを追求しています。

その味わいはスイス国内でも高く評価されており、LES FRÈRES DUTRUYは『Cave Suisse de l'Année 2017（スイスワイナリーオブザイヤー2017）』でのグランプリ受賞をはじめ、これまで数々の賞を受賞しています。

彼らを紹介してくれた同級生の彼女曰く...

●製造量が限られるスイスワインは国内で消費されてしまう
●さらにLES FRÈRES DUTRUYのようなナチュラルワインは希少
●小さなワイナリーでは、売りたくても少ロットのワインを海外輸出するルートを開拓できない、ということでした。

味に感動！真摯なワインづくりの姿勢に共感

どれほどのものかと、さっそく同級生を通じてLES FRÈRES DUTRUYのワインを入手。試飲した瞬間、私たちはその豊かな芳香と味に感動しました。さらに情報を集めてみたところ、品質にこだわり、手をかけて丁寧に造られていることもわかりました。味わった人に喜びをもたらす価値ある製品がそこにありました。

食品と工業品との違いはありますが、それぞれ100年、80年の歴史を継承しながら同じモノづくりにたずさわる人間として、同級生がいった「折角こんな良いものを造っているのに...勿体ない」という言葉にあらためて共感を覚えたのです。

新規事業「LesVIPs ～レ・ビップス～」を始動

価値あるものを活かしたいという想いに共感した私たちは、出来るなら自分たちがこれを新規ビジネスとして協力し、スイスと日本との橋渡しをしたいと考えました。そして2018年の夏、スイスワイン輸入販売を社内の新規事業として準備を開始。そして、2019年、クラウドファンディングにて先行販売ののち自社サイトでこのワインをを届けできる体制が整いました。

作り手・売り手・買い手、みんなが笑顔になるような価値あるものを創造し届けたい。その想いを一つに、これからも取り組んで参ります。